54.部屋をきれいに保つ習慣をつける
20代のうちにやっておいたほうが良いこと、54番に、「部屋をきれいに保つ習慣をつける」があります。
私は小さいころから片づけが大の苦手。元「汚部屋女子」です。(衛生面はしっかり対策してました。とにかく物が多いだけ、、というのが当時の必死の弁明(笑))
現在は、社会人としての生活が落ち着いてきたことや、「人を呼べる部屋」を目指したことで、汚部屋はかなり改善されました✨
🧳 片づけの転機は「引っ越し」
社会人になるタイミングと、会社の寮を出るタイミングの二度の引っ越しで、持ち物はおよそ5分の1に。
10畳(学生時代)→14畳(会社の寮)→6畳(現在の賃貸)と、どんどんコンパクトな暮らしになりました。
自分で家賃を払うようになると、「この狭さで物が多いのは無理だ」と自然に気づかされたんです。
片づけてからは、二度とあの“混沌とした部屋”に戻りたくないという気持ちが芽生えて、
気づけば物を買う頻度が激減しました。
夜はYouTubeで「かぜのたみ」さんや「ミニマリストたける」さんの動画を流しながら、
“丁寧に暮らす”という感覚を少しずつ取り戻しています。
🍵 物を買う前に「何を手放すか」を考える
今は、何か新しいものを買う前に「代わりに何を捨てられるか」を考える癖がつきました。
結果的に、お金を使う対象も変化してきたように思います。
最近は、人と一緒に食べる美味しいご飯、実家への帰省費、趣味の茶道や酒蔵巡りなど、
“形に残らない幸せ”にお金をかけることが多くなりました。
不思議とそのほうが、幸福度が高い気がします。
🧹 私の「断捨離ステップ」
同じように「物が多くて片づけが苦手」という方のために、
私が実際に取り組んだ順番を残しておきます。
① 空のペットボトル、ティッシュ、レシートを捨てる
まずは衛生的に一番気になるところから。
私は1日にかなりの量のお茶や水を飲むので、いつのまにか部屋中に空のペットボトルが散乱していました。
分別用のごみ箱を置くのが嫌で、廊下に中途半端な袋を置きっぱなし…という悪循環。
そこで今は、駅や仕事帰りに必ずペットボトルを捨てる、
家に持ち帰っても週1回の回収日に必ず処分する、というルールをつくりました。
たったそれだけで、部屋の見た目が劇的に変わりました。幸い、わたしの住んでいるマンションは、燃えないゴミとペットボトルはいつでもゴミステーションに持っていっていいため、捨てるのには困りませんでした✨
② 洋服を見直す ―「統一しない」をマイルールに
次に取りかかったのが、クローゼット。
私の中でここは一番の難関でした。
なぜなら、私は日によって着たい服の系統が違うタイプだからです。
ある日は「きちんと見えるワンピース」を着たいし、
別の日は「ゆるっとしたデニムにスウェット」で出かけたい。
統一感のある“ワードローブ”には憧れつつも、
無理にひとつの系統に絞ると、どうしても窮屈になってしまう。
だから私は、「無理に統一しない」をマイルールにしました。
代わりに意識しているのは、今の自分が心から好きでいられる服だけを残すこと。
どんなジャンルであっても、袖を通した瞬間に“気分が上がる”服だけを残す。
このルールを決めたら、意外と整理が進みました。
とはいえ、服が多いときは「季節のボックス」を作ります。
今着ない服を無理に処分せず、ひとまず保留。
次のシーズンが来たときに改めて見てみて、
「これ、また着たい」と思えたら残す。
そうでなければ、静かに手放す。
このボックスを作った時は、そのうち慣れたらボックス事なくそうと思っていたのですが、
案外このボックスがある生活に慣れてしまって、まだまだ手放せそうにありません(笑)
この“即決しない余白”が、私にはちょうどよかったように思います。
③ 書類と本を整える ―「思い出の棚」を小さくする
最後に取り組んだのが、紙ものと本。
これは時間がかかりました。
プリントや資料、大学院のノート、資格勉強のテキスト…。
どれも頑張った証のように感じて、なかなか手放せなかったんです。
でも、冷静に考えてみると、見返すことってほとんどないんですよね。
「もう自分の中にちゃんと残っている」
そう思えるものから、少しずつ減らしていきました。
結局勉強関係で残したのは、統計ソフトの使い方マニュアル(このマニュアルがないとソフトの使い方がなにもわからない(笑))と、今行っている研究で使用している論文たちだけでした。
受験の際に活用した参考書や、大学時代の教科書たちはみんなさよならしました🍃🍃
思い出の手紙や旅のパンフレットも同じです。
全部をとっておく必要はなくて、
“ひとつの箱に収まる分だけ”と決めたら、気持ちがすごく軽くなりました。
本は特に、「また読みたい」と思うものだけ残すようにしています。
読書記録をブログに残すようになってから、
“手元に置かなくても、文章として残る”という安心感ができて、
自然と冊数が減りました。
🍃 おわりに
部屋がきれいになると、頭の中もすっきりして、
次にやりたいことが自然と見えてくる。
「片づけ」とは、モノを減らす作業ではなくて、
自分にとって本当に必要な“心のスペース”を増やすことなんだと、最近ようやく気づきました。

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