最近は仕事や大学院が過渡期でバッタバタな日々を送っているのですが、そういう時期に限って、どうしても本が読みたくなる現象は何なんでしょうか。名前を付けたい(笑)
中学生のころ、テスト期間に入ると部屋の片づけをしたくなる時と同じようなものでしょうか。
なんだかどうしても現実逃避がしたくなってしまうんですよねぇ😂
今回読んだ本は、「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング」です。
表紙はこんな感じ。
残業終わりに疲れたな~と思いながら、本屋さんをフラーーっと歩いていて、黄色の表紙と大きく書かれた「頼れない」の文字に吸い込まれるように手に取って、少し読み始めたら面白くて、一気読みしてしまいました。
社会人5年目になり、だんだんと頼る立場から頼られる立場に仕事のポジションが変わってきていることを感じる今日この頃。ただただ職場の雰囲気を明るくすることは得意なのですが、仕事をヒトよりも多く渡されたときにノーと言いにくいと感じる性格なのは、最近になって気が付きました、、🫥
疲れているときに黄色が目に入りやすいことや、人に頼るのが苦手な人が「頼れない」という大きな文字に敏感に反応するだろうと思うと、まんまと広報デザインの戦略にはまった感じが否めないのですが、実際に本を読み終えてみると、この本を今の年齢で手に取ることができて本当によかったなと感じました。
この本は、心理カウンセラーの方が執筆していて、実際にカウンセリングの対象者によくいるパターンの女性を組み合わせてキャラクターを作ったと解説に書いてありました。登場人物の女性3名の心の動きや考え方がとてもリアルで、なおかつものすごく共感できる書き方がされてあって、しみじみと、「わかるなぁ~」と思いながら読みました。
私は比較的幼少期から、両親の子育ての意向で、「自立」が需要なことであると教えてもらってきたたこともあり、昔から大人になったら自分で生きていけるようになるんだと強く思っていました。大学に入って一人暮らしを始めたあたりから、急速に自分の足で立って生活をすることへの意識が大きくなりました。一人で生活していけることは、良いことだと思っているし、別に意地を張るタイプでもないと自負していたのですが、だんだんと、自分の生活のペースや、一大人としての考え方が出来上がってくると、人への頼り方・相談の仕方がわからなくなってきてしまいました、、🙄🙄🙄
戦略的に、自分の業務量を減らしてもらうためや、周りとのバランスをとることを明確な目的とした「相談」というなの交渉はするのですが、自分の心や、メンタルのしんどさに目を向けて、大変さやつらさを吐き出すというのは、なかなか難しいことのように感じます。
また、この本の中にも出てきたように、一度自分のなかにあるもやもややしんどさにしっかりと向き合ってしまうと、いまパツパツに頑張れている自分がポロっとドロップアウトして、いろんなことに前向きに取り組めなくなりそうなのも怖くて、「もう少しだけなら大丈夫」と自分に言い聞かせている節もあります(笑)
この本を読めば読んでいくほど、「あら、、?これは今の私があと数年今の状況を続けたらこんな感じになるんじゃないかな、、?」と心当たりがありすぎて怖くなりました(笑)
以下、少しネタバレがあるのでご注意ください。
○自分が頑張っていることを書きだす
○自分の体を労わる
この2つは、私の日常にも取り入れようと思って、湯船につかっているに一日の中で頑張ったことをぶつぶつと声に出して言うようにしてみました。それと、体を労わるために、お風呂上りにしっかりとボディークリームを塗りながら体をなでるように、よしよしとしてあげる習慣をつけてみました。まだ初めて1週間もたっていないのですが、明らかにメンタルには良いなと実感しています。特にボディークリームは、めんどくさくなってさぼりがちだったのですが、なんとなく体をほめる気持ちでやってみると、不思議と自ら塗りたいなと思うようになれたので、私の体がその時間を欲しているんだろうなと思います。
ぜひみなさんにもボディークリームタイムお勧めします!
だいぶ前に、モデルの水原希子さんが、毎日家で全身を鏡で見ていると自分の体形の変化が日々わかるようになるという話をされていたのをテレビかなにかで見たことがあって、たった1週間ですがその気持ちが少しわかったような気がしました。
自分の体と向き合う時間が、そのままメンタルと向き合う時間になりそうです。
今は、ボディークリームを大容量の特にこだわりのないもので使っているのですが、今後それが使いきれたら、香りなどもう少し好みのものをしっかりと選んで、リラックスタイムにしようとも企んでいます。将来子どもができたりしたら、そんな時間も取れないくらいバタバタしているのが通常営業みたいになるのだろうけど、ボディークリームを塗りこみながら自分の体を労わることで、自分のケアができるのであれば、時間もお金もそんなにかからずになんとかできるんじゃないかと勝手に想像しています。甘いかな(笑)
自分のメンタルと向き合うきっかけになった良き本でした。以上!!
36.読書のジャンルを広げる(読書記録)②

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