初めてチャレンジした紀行文というジャンル(少しあらすじ)
この本は、村上春樹さんが過去に長期で滞在したことのある海外の土地や、友人が住む熊本県を再訪し、前回来た時と再訪時を比較しつつ、土地や人などその場の空気を紹介してくれる本です。
最初にこの本を見たときは、タイトルから、ラオスについてだけ深く語っている本なのかと思い、興味を持ちました。目次を開くと、アイスランド・アメリカ(の中でも複数の土地)・イタリア・ギリシャなど様々な場所の紀行文が一緒に書かれていて、とても興味深いものでした。
村上春樹さんといえば、日本を代表する作家さんということで、熱狂的なファンの方が世界中にいるイメージです。勝手なイメージではとにかく物語を作っている人という印象で、あまり自分の考え方や経験を語っているような文章を読んだことがなかったので、「僕」という一人称が本人を表している文章はなんだか新鮮に感じました。
私は美容院で施術をしてもらう間、旅行雑誌を読ませてもらうことが多く、お勧めスポットやモデルコースなどを写真とともに文章で楽しみます。ただ、絵や写真がほとんどない紀行文は読んだことがなくて、新しいジャンルだったので、自分の集中力というか、興味がちゃんと継続できるのかという点では不安がありました。
一度長期滞在したことがある場所を改めてめぐるのは面白そう
いつかこのブログにも書いたことがあるかもしれませんが、私は小さいころ、父の転勤で何度か引っ越しをしています。県や地方、ときには国からも出てしまう割と大きな引っ越しが何度かあったので、そのたびに自分周りの人間関係はリセットされる経験をしてきました。
それぞれの土地にいたころの自分を振り返っても、ちゃんと思い出せない部分も多々ある気がします。もしくは「覚えていない」という言葉で蓋をしてしまいたいのかもしれないと思うくらい、興味のない思い出も多いのかもしれません(笑)
社会人になって早5年。なかなか長期のお休みをとることも難しくて、有給休暇は大学院の用事と帰省のために使うことが多いので、一人ゆっくりとした旅にでる時間は持ち合わせていません。
この本を読んで、締め切りに追われる小説家という生き方の大変さを想像すると同時に、鉛筆と紙(今ではほとんどパソコンでしょうけど)があればできるお仕事のうらやましさも感じました。土地を移動してもその土地を楽しむ余裕がないくらい忙しいと意味がないんだろうとは思いますが、適度に働いて散歩に出かけることができる生活を、色々な場所でやってみるのは楽しそうだなと思います。特に、自分が過去に滞在したことのある土地であれば、新しい発見と古い記憶の思い出を両方同時に楽しむことができるので、一石二鳥というか、その人にしかできない楽しみ方として心に残るのがいいなと思いました。
まずは国内で一人ワークをしたい
まずは国内で、何日か在宅ワークをしながら生活する挑戦をしてみたいですよね。ここで大切なのが、正直、休みを取って何日かの旅行をすることは可能なのです。だけど、”あえて違う土地で仕事をして、仕事の合間の時間がどれだけ新鮮に楽しめるかというところを経験してみたい”んですよね。よく旅行系の雑誌や本の紹介をしている人が、「この本を読むと、行ったことない場所でも旅行した気分になれて楽しい」とか「実際には行けない場所でも行った気になれる」みたいな感想を書かれているのを見るのですが、私はこれまでそんな気持ちを味わったことはなくて、、。興味が湧いたものは実際に自分でも見てみたい!!という好奇心が抑えられなくて、飛び出してしまうんですよね(笑)
今の自分の仕事が好きだし、もちろん続けたいけれど、何かもっと新しい刺激を融合させていけないかを模索していきたいなと思います。

コメント